第十話
「冬の底(ふゆのそこ)

春の訪れを拒む山があった。
降り止まぬ雪、冬眠から目覚めぬ生命達。
それは山のヌシ自らの意思──死を待つが如く。

コンテ 長濵博史
演出 そ~とめこういちろう